GraceLily(グレースリリー)は最高級のシルク100%素材の博多織で作ったオーダーメイドのウェディングドレスです。
伝統ある最高級の生地でオリジナルのウェディングドレスを作ってみませんか?
小柄で凛とした印象の花嫁に生地とラインの美しさで勝負したシンプルなドレスです。
シルエットはすべてのドレスの中でも、もっとも伝統的なポールガウンタイプ。スカートラインのギャザーの膨らみは、1枚1枚チュールを重ねて作るオーダーのパニエにより、花嫁ご希望のふくらみを作り上げました。バストからウエストまで1mmの誤差がなくフィットしたボディ。立ち姿やバックスタイルの美しさは、オーダーメイドならでは!とご出席のみなさまからも高い評価をいただきました。
可憐なイメージの花嫁に合わせて、花びらのようなペタルジュリエットスリーブをデザインに取り入れました。その胸元には花をたっぷりとあしらい、それでいて全体的には甘くなりすぎないよう、すっきりとしたシルエットに仕立てました。「新鮮で可憐で美しい」と好評でした。生地は「清香さくら」を使用。桜の美しさを見事に表現した織物で、博多織の美しさを再確認したドレスです。
花嫁は大胆に肌を見せるタイプではなく、ふんわりとからだを包む込んでくれるようなドレスで、お袖をつけてほしいとのご要望でした。そこで花びらのようなペタルジュリエットスリーブをデザインに取り入れました。そして、生地にはオリジナルの「清香さくら」を使用。桜のようにはかなくて清廉なイメージをモチーフにした一作に仕立てたいと考えました。お袖、胸元のあしらいだけでなく、ウエストからの品のよいラインが大変好評で、「間近で見ても、遠目に見ても、ほれぼれするね」とお褒めをいただいたそうです。
花嫁が描くイメージは、マリー=アントワネットのドレス!! 胸元はストラップレスに仕立て大人っぽい花をあしらい、スカート部分にはギャザーをたっぷりとトレンも思い切り優雅になびかせて、ドラマチックに仕上げました。当日は、花嫁が動くたびにカメラを持ったギャラリーが移動し、大変なフラッシュの雨だったとか・・・。ご親族、ご友人から年配のお客様・ホテル関係者まで、大評判のウェディングドレスでした。
宮殿で貴族を招く王妃のように、貴高くて華のある、ひと際豪華なドレスに仕上がりました。このボリューム感のあるスカートのシルエットがもたつかず、しかも張りがあるのは、博多織の上質な生地が成しえる業!! 優雅になびくトレンは美しく光沢を放ちながら、広い会場の中でも、かなりの存在感があったそうです。また、上から羽織るボレロにはエレガントに襟を立て、まさに、マリー=アントワネットのように。記念に残る一着でした。
博多織のウェディングドレスを作るきっかけとなった一着です。化学繊維アレルギーにお悩みで、さらにウエストをコルセットできゅうきゅう締めなければならないドレスは着たくないと困っていた花嫁。正絹は天然素材ですから、敏感な花嫁の肌にも大丈夫。そしてすっきりとしたAラインに日本の帯をイメージしたリボンでウエストをマーク。細かい部分にオーダーならではのオリジナリティを表現しました。
ドレスの形は式のあいだも身動きしやすいAラインで、トレンを優しく扇型に広げました。
お袖はふっくらとジュリエットスリーブに、そしてウエストに施した花柄の帯型リボンがこのドレスの気品を引き立てています。どことなく、控えめな和のテイストを花嫁も気に入ってくださり、仮縫いの度に輝きを増される笑顔が今も忘れられません。
式の当日には、結婚式に列席された女性親族の皆様に花嫁と同じコサージュをサプライズプレゼント。コサージュは一個一個手作りなので、それぞれ違う表情をしています。今は花嫁様の新居に飾られているとか・・・。うれしいかぎりです。
おしゃれなレストランウェディングを計画されていらっしゃったので、その空間とシチュエーションとのバランスを考え、シンプルモダンを意識しながらデザインしました。博多織の織柄は「博多ゆり」。子どもの頃から大好きだったと話してくれたリボンやくるみボタンのすべてを共布でつくりデザインのアクセントに。その頃、花嫁の肌の輝きが本当に美しく、ドレスがよく映えて、とてもチャーミングでした。
何よりご親族の叔母様から「花嫁に、なんてぴったりのドレスを作ってくださって!!ありがとうございます」とうれしいお言葉をいただきました。シンプルなラインが本当にすてきなぴったりな花嫁でした。ベイシックななかにもほんの少しカジュアル感のある、そんなドレスを考えていましたが、ゆりの美しさを表現した凹凸のある生地の適度な重みが、いい感じに張りのあるAラインを作ってくれました。基本形の美しさをあらためて実感できたドレスでした。
フィンランドの建築家と結婚した花嫁は、歯科医を続けるキャリア女性。
フィンランドと日本で2回披露宴を行ないました。
博多織ドレスの輝きに魅せられて、ウエデイングドレスはこれしかないと直感したそうです。
伝統織物を身にまとった気品あふれる姿は、まるで映画の1シーンのよう・・・。
肩から胸にかけてドレープが美しいラインを見せています。そして、胸元の大きな花が細身の花嫁に適度なボリューム感を。
ゆったりと結ばれたリボンが、後姿を華やかに演出。
和と洋というふたつの流れがひとつに融けあうように、と願いをこめて、背中にもドレープが美しい曲線を見せています。
花嫁はフィンランドに嫁がれるということで、和と洋の融合というメッセージを表現することに神経を使いました。
バックには和のテイストを表現しようと、大きなリボンをあしらいました。また、ドレープで水の流れを表現し、和の水と洋の水が合流して大輪の花を咲かせるように、胸元には大きな花を付けました。
特に後ろのドレープは平安時代の曲水の宴をイメージして作っています。写真でおわかりのように、ドレープはたいへん豪華ですが、一歩間違うとボテボテした感じになるので、体に沿った線を出すのがむつかしかったですね。
童女のように愛らしい花嫁を見て、デザイナーがイメージしたドレスはまるで白雪姫が着ていたような清楚なドレス。袖のふくらみとウェストのリボンが可憐さを増しています。
肌を見せすぎないようにと配慮されたスタンドカラーと胸元のシルクオーガンジーがとても上品なウエデイングドレス。
花嫁の雰囲気にぴったりのパフスリーブの先には可愛らしいリボンも。
スタンドカラーは、首にちょうどよい感じに沿って作られ、シルクオーガンジーが清楚な雰囲気を醸し出しています。
両家の固い結びつきをあらわすように、後ろには大き目のリボンがしっかりと結ばれています。
牧師さんに嫁ぐ方だったので肌を露出させないようなウェディングドレスをデザインしました。
むつかしかったのは胸元のシルクオーガンジーと博多織の生地との縫い合わせの部分ですね。それにスタンドカラーなので、首に付かず離れずという感じになるように工夫しました。
ウエストのリボンは幸せな縁を結ぶというメッセージを込めています。花嫁は小柄な方なので、花のディテールや袖のバランスにも配慮しています。袖は、花嫁の雰囲気に合うように可愛いパフスリーブに仕上げました。
ネックラインはトラディッショナルな雰囲気で大きく開け、綺麗な鎖骨と細い肩を美しく見せるようにデザインしています。
共布で大小のリボンを作り、そのリボンを肩やウエストの前や後ろに付け替えたり、髪型やブーケを変えてみたり、結婚式から披露宴、そして後日のパーティーまで、1着のウェディングドレスを様々に着こなしてくださいました。
ご注文いただいてから約半年かかっての完成でしたが、グローブやシューズ、ベールなど、いたるところに博多織を使い、オリジナルのビーズ刺繍を施しり・・・、あっという間の半年でした。